2009年5月4日月曜日

充実感と脱力感


昨日は「ふるや杏ソロソロ・リサイタル」で映像を担当させていただきました。2時間のコンサートの半分の曲の背景に映像を流す役割。それを2セッション。いままで手を抜いていたのではないが、今回はかなり気合いが入って、2週間前から画像、映像の制作にかかる。画像は直前前自分で撮り尽くしたほど。

本番は機械、ソフトとの葛藤。今回使ったソフトは2タイプ。ともに「重い」ソフトのため併用はパンクにつながる。また、使い続けるとメモリーがいっぱいになり動作がおかしくなる。リサイタル本番ではパンクは許されないため、メモリーの「クリーニング」と絶え間ないソフトの切り替えは不可欠。万が一のことを絶えず考えながら、会場の雰囲気を感じながら映像の切り替え。このような作業はすでに6,7年前からやっているため、修羅場は踏んでいるが、今回は何故か気が抜けない。もしかしたら自分との葛藤に疲れたのかも・・・・・

心配は及ばず、問題なく終了。そのあとCOOで行われた打上で飲んだビールは格別。何かを創り上げるという共同作業の隅っこを担当させてもらったが、やはり「制作」は面白い。

毎年「制作」しているGammaも創り上げるという面では面白い。でも、今回のように杏子さんの「方針」のなかでベストを尽くす作業とはちょっと違う。ある意味では「プロ」としての失敗が許されない分だけ自分を追い込みそのなかで自分の制作能力を発揮させることができたのかもしれない。

はたしてGammaでここまで自分を追い詰めることができるか?まだ何も決まっていないので今は何とも言えない。まず、関係者の心を揃えるところからスタート。

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